人魚の傷の感想(ネタバレ) [まんが王国無料立ち読みok]
1992年に週刊少年サンデーで掲載された作品です。
高橋留美子の作品の中でも特にシリアス成分が強い「人魚シリーズ」の一作品なのですが、
初見で読んだ私にとっては衝撃的な内容でした。
本作品で所謂主人公たちを追い詰める悪役に該当するキャラクターが子どもだったからです。
子どもと言っても、数百年は生きている見かけだけの大人でしたが、幼気な幼児が無表情に主人公やヒロインに銃を向けて冷徹に殺す場面や、自分を可愛がってくれた女性を惨たらしい姿に変えたりと、
ある意味、幼さによる残虐性が活き活きと描かれていて、女性である高橋留美子のダークな一面が垣間見えた作品だと思います。恐らく男性の漫画家では、こうも生々しくは描けなかったと思っています。
まんが王国
高橋留美子の作品の中でも特にシリアス成分が強い「人魚シリーズ」の一作品なのですが、
初見で読んだ私にとっては衝撃的な内容でした。
本作品で所謂主人公たちを追い詰める悪役に該当するキャラクターが子どもだったからです。
子どもと言っても、数百年は生きている見かけだけの大人でしたが、幼気な幼児が無表情に主人公やヒロインに銃を向けて冷徹に殺す場面や、自分を可愛がってくれた女性を惨たらしい姿に変えたりと、
ある意味、幼さによる残虐性が活き活きと描かれていて、女性である高橋留美子のダークな一面が垣間見えた作品だと思います。恐らく男性の漫画家では、こうも生々しくは描けなかったと思っています。
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